水の雑学

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バナジウムについて解説します

バナジウムとはミネラルの一種で、血糖値を下げる作用があり、糖尿病の予防や治療に効果があるといわれ、最近注目されています。

バナジウムとは何か

バナジウム

バナジウムとは、カルシウムやマグネシウムなどと同様に人間が生きていくために必要なミネラルの一種です。

人間の体内には100μg前後のバナジウムが存在します。

必須ミネラルの中の超微量元素ですが、体内の老廃物や毒素を排出し、中性脂肪やコレステロールの合成を抑制して心臓発作や動脈硬化を予防するといわれ最近注目されているミネラルです。

バナジウムを豊富に含む食材

バナジウムを豊富に含む食材

バナジウムを含む食材には「牛乳」、「豆腐」、「ひじき」、「ワカメ」、「エビ」、「カニ」、「貝類」などがあります。

バナジウム元素自体は猛毒ですが、人間の身体には必須のミネラルです。通常の食材に含まれるバナジウムの量は害にはなりません。
ただし、バナジウムに限らず、どんなものでも適量に摂取するのが好ましいということは間違いありません。

バナジウムを含んだ水

バナジウムを含んだ水

バナジウムは富士山周辺を採水地とする天然水に多く含まれていると言われます。

バナジウムは玄武岩(火山岩の一種で、地表に噴出したマグマが瞬間的に固まって出来る岩石)に浸透した水に多く含まれているからです。

富士山は7つの玄武岩層からなっており、雪どけ水が地中に染み込む過程でバナジウムを溶かし込みます。
そのような過程で、富士山の地下水はバナジウムを多く含んだ水になるのです。

バナジウムの効果

バナジウムの効果

バナジウムは今注目されているミネラルの一種です。血糖値を下げるインスリンと同様の作用が確認され、成人病予防、特に糖尿病の予防に効果が期待できると考えられています。

ただし、現時点では糖尿病治療の効果については、まだ実験段階だといえます。

バナジウムで糖尿病を治療するという積極的な考えではなく、あくまで補助的なものと考えた方が良いでしょう。

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